目次
★子育て支援情報
★予防接種について
★学校医・園医の活動を紹介します
★伝染病にかかった時の対応(登園・登校、プールはどうしたらよいか)
★乳幼児健診を忘れないで!!
★感染症サーベイランス情報(はやっている病気。市内開業小児科医院と 病院 より情報を得て主に学校伝染病第2種、3種について市内開業医、病院, 保育園、 幼稚園、学校に提供しています )

※子育て支援情報
・病児保育所の紹介
保護者が就労などやむを得ない事情から看護できないとき、病気の回復期にあるお子様をお預かりする、病児保育所「さくら」をご紹介します。くわしい情報はこちら

※予防接種について …1歳すぎたら、早めに麻疹ワクチンを!!
当市での予防接種体制について説明します。
定期接種…BCG、ポリオ、三種混合(1期)、三種混合(2期)、日本脳炎、麻しん、風しん、麻しん風しん混合 ・・・公費負担で無料です。
☆ポリオは集団接種で行われ、接種日時と、場所は主に市政便りでしらせています。
その他はすべて個別接種で行われています。指定接種医療機関は対象者にはパンフレットで知らされます。いつでも都合のよいところで受けられます。
☆任意接種…水痘、おたふく、インフルエンザ、HBワクチンなど ・・・有料です。
各医療機関で対応している所としていない所があります。医師会、市健康増進課 かかりつけ医で確かめて下さい。
★予防接種を受けるに当たってはすでに市より配布されている【予防接種と子どもの健康】という小冊子をよく読んで、それでも不明な点は医師によく聞いてからできるだけすすんで、納得して受けましょう。
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※学校医・園医の活動を紹介します。(医師会には学校医・園医委員会が設置されています)…健康で、心豊かな、思いやりのある子どもの成長を願って!!
☆学校医委員会の活動…平成元年より毎年『学校医と養護教諭の懇談会』を開催し、学校医、養護教諭共々研修に励んでいます。非常に有意義な会と好評です。この会の成果の一つに学校医参加(勿論父母の会からも)の学校保健委員会が市内小学校16校全校で開催されるようになりました。
☆園医委員会の活動…平成10年度より保育園嘱託医と保育士との第一回の会合も行われ、その後毎年勉強会を開催し 大変好評です。
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※ベビーホーム・保育園・幼稚園・学校において伝染病にかかった時の対応(登園・登校、プールはどうしたらよいか)について
・・・学校伝染病第三種の登園登校基準について
この基準については早くから子供をあずかる園・学校の関係者より熱望されていましたが、全国他地区より先駆け平成4年に作成しました。(福島県医師会報第 55巻第一号参考)11年4月より新感染症法が成立しましたが、学校伝染病の分類は第3類が第3種と改正されましたが、疾患の内容はほぼ同じですので当医師会では、この基準を継続して使用します。
学校伝染病第三種疾患 並びにその他の伝染病の登園・登校基準・プール可否について
病名 |
登園・登校基準・プール可否 |
病原体 |
潜伏期 |
主な
感染経路 |
伝染性紅斑
(りんご病) |
原則として登校・登園許可
但し全身症状
(発熱、関節痛、倦怠感等)
を伴う場合は出席停止 |
ヒトパルボウイルスB19 |
7~10日 |
飛沫 |
手足口病 |
原則として登校・登園許可
但し全身症状
(発熱、重い口内痛、
不機嫌等)
を伴う場合は出席停止 |
コクサッキーAウイルス10,16
エンテロウイルス71 |
3~8日 |
飛沫
経口 |
ヘルパンギーナ |
有熱期間のみ出席停止 |
コクサッキーA群ウイルス |
2~5日 |
飛沫
経口 |
溶連菌性感染症 |
主症状
(発熱、咽頭痛、発疹)が
消失するまで出席停止 |
A群溶血性連鎖球菌 |
2~7日 |
飛沫
接触 |
伝染性軟属種
(水いぼ) |
主にプール可否について
原則としてプール許可
但しいぼが多数の時は禁止 |
伝染性軟属種ウイルス |
1~2ケ月 |
接触 |
伝染性膿痂疹
(とびひ) |
学童:治療しながら登校許可
乳幼児:水泡、湿潤(じくじく)
の状態にあるときは登園禁止 |
A群溶血性連鎖球菌
黄色ブドウ球菌 |
1~2日 |
接触 |
その他の疾患
感染性胃腸炎
マイコプラズマ肺炎など |
主症状が消失するまで出席停止 |
|
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流行性角結膜炎(はやりめ) |
発病後1から2週は感染の恐れがある。
但し症例により異なるので医師の診断による |
アデノウイルス8型
ほか |
5~7日 |
接触 |
急性出血性結膜炎 |
発病後1から2週は感染の恐れがある。
但し症例により異なるので医師の診断による |
エンテロウイルス70 |
1~2日 |
接触 |
社団法人会津若松医師会基準
平成4年10月 |
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※乳幼児健診を忘れないで!!
☆集団健診…4か月児、1歳6か月児、3歳児健診
すべて小児科医が健診に当たっています。対象者の日時は各家庭に知らされています。 市政便りにも載ります。場所は保健センター。勿論無料です。
☆個別委託健診…9~10か月健診
すべて小児科開業医、小児科医のいる病院で行っています。できれば10か月を過ぎて受けるのがよろしいと思います。無料(公費負担)です。
☆その他(上記対象以外の月の児)の健診
有料になります。念のため一応電話で確かめてから受診するように御願いします。
☆3~4か月児の股関節脱臼検診について
当市では3か月より、整形外科専門医による股関節脱臼検診を無料で行っています。
☆育児相談 健診の機会を利用し、育児の悩み、疑問など遠慮なく健診医・看護師・保健師・栄養士などに質問しましょう。
[乳幼児健診の詳しい内容]
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